戦争法廃止12.12安倍たおせ!集会  基調

12月12日午後、東京・千駄ヶ谷区民会館で開かれた「戦争法案廃止12.12安倍たおせ!集会」で提案を一部修正し、満場一致で決定された集会基調は以下のとおりです。

戦争法廃止12.12安倍たおせ!集会  基調

2015年12月12日

 

 本集会に参集された仲間の皆さん。参加、ご苦労様です。

 

 戦争法廃止・安倍たおせ!反戦実行委員会(反戦実)は、年初めの1月25日に結成

されました。反戦実は、そのひと月ほど前に結成された「戦争させない・9条壊す

な!総がかり行動実行委員会」の提起する行動の一翼を担いつつも、独自の集会やデ

モ、ビラまき・アピール活動などを展開し、集団的自衛権法制化の阻止・安倍政権の

打倒を目指して闘ってきました。違憲の戦争法案は強行採決されてしまいましたが、

人々の怒りはいささかも鎮まってはいません。闘いは大きな区切りを迎え、しかしこ

れからが勝負だ、という状況にあります。

 

 そうした中で本集会の副題にあるように、「2015年を振り返り 新たな闘いを展望

する」ことが問われています。

 

 まずこの一年の安保闘争を振り返ってみましょう。

 

 第一に、今回の安保闘争は60年・70年と並ぶ大きな闘争となりました。その大きな

原因は、憲法違反を承知で侵略戦争への道を開こうとした安倍政権の「暴走」にあっ

たと言ってよいでしょう。「暴走」の背後には、衰退する世界覇権を日本に補完させ

んとするアメリカからする待ったなしの圧力がありました。また国際権益と兵器産業

を拡張せんとする投機マネー・多国籍企業の強欲がありました。そして安倍の戦前回

帰志向がありました。この「暴走」に人々が猛反発したのでした。

 

 第二に、今回の闘いが安倍政権を追い詰めたのには、主体的根拠もありました。そ

の最大のものが、「総がかり」で闘う関係を創りだしたことです。これによって、労

働組合、市民運動、また個々人が参加する上で、参加しやすく、力を合わせやすくな

りました。われわれは、「総がかり」の一翼を自覚的に担う仕方で、闘い抜きまし

た。

 

今回の闘いの政治性格は、戦後体制の防衛として総括できる「立憲主義」「平和主

義」「民主主義」の防衛・回復でありました。この政治に牽引されて、広範な運動と

共同が形成され安倍政権を孤立させたのでした。

 

そして「8・30」です。機動隊の制動を突破し、一部ではあれ国会正門前車道の開放

を勝ち取ったことは、民衆が主役となる時代、国際的な民衆連帯の時代を開く力強い

踏み出しとなりました。

 

 第三に、今回の闘いの政治性格の中に、その限界も刻印されていたことも見ておか

ねばなりません。

 

すなわち現代は、戦後体制を安倍から守れという政治で大部分の民衆を結集できる時

代ではなくなっているのです。非正規労働者など新自由主義政策と投機マネー資本主

義の犠牲者や、人と人、人と自然の関係の再建を模索する人達にとって、現実は「守

りたいもの」ではないからです。実際これらの人々は、安倍打倒・戦争法案廃案に賛

同しても、今回の闘いの前線に層として登場することはありませんでした。そのこと

は、運動の広がりと力強さに少なからず影響したと言ってよいでしょう。「守れとい

う政治」に与せず、現実を変えるべきものと考える人々が闘いの最前線に層として登

場することを促すこと、組織することが不十分だったこと、このことの主体的総括が

問われていると思います。

 

第四に、今後政府・支配階級は、違憲の戦争法をテコに、アメリカの指揮統制下で侵

略戦争に参戦していくことにより、国際的・国内的な矛盾・対立を一気に先鋭化させ

ていくことになります。

 

何よりもまず侵略によって世界各地の民衆を敵に回すこと、政府が最高法規をないが

しろにしたことで法治が崩れていくこと、民主主義をないがしろにしたことで民衆の

直接民主主義的決起を呼び起こすとともに、支配階級内部の亀裂を深刻化させること

です。

 

安倍政権は当面、現代版「所得倍増計画」で政治的痛手を癒そうと願望しています

が、今日の資本主義には社会を崩壊に導く道しか残されていません。そうした中で

我々は次ように闘っていきます。

 

 第一は、沖縄・辺野古新基地建設を阻止する闘いです。

 

 辺野古新基地建設は、アメリカの指揮統制下で日米同盟による侵略戦争を遂行して

いく関係の結節環になっています。戦争法を強行成立させた今、安倍政権はヤマトの

暴力装置を沖縄に大々的に送り込み、力づくで新基地を押しつけんとしています。

 

 これに対して沖縄は、琉球併合以来の沖縄差別、軍事植民地化の歴史に終止符を打

つ意志を打ち固め、自己決定権の旗を押し立て、オール沖縄の団結で日本政府と対峙

し、辺野古現地で建設阻止闘争を展開しています。昨年の名護市長選、名護市議選、

沖縄県知事選、総選挙沖縄全選挙区の結果でも、辺野古新基地建設反対の沖縄の民意

は鮮明です。

 

 日米両政府は、辺野古新基地建設が頓挫することで日米同盟に亀裂が入ることを何

よりも恐れています。われわれは、引き続き「辺野古派遣団」を組織し現地闘争に決

起します。創意工夫を凝らした実力闘争で工事車両の進入、海上作業を阻止すべく連

日奮闘している辺野古現地の闘いを強化することが、まず求められているからです。

日本政府の侵略戦争路線と対決するとともに、沖縄の人々との豊かな関係を創造して

いく見地からも、辺野古新基地建設阻止・安倍政権打倒の闘いをヤマトの地で前進さ

せていかねばなりません。

 

第二は、戦争法の発動を阻止することです。戦争法の成立によって、アメリカが、世

界覇権の衰退を補完するために、米軍の構成部隊として自衛隊を使えるようになりま

した。また日本がアメリカのお墨付きで軍事的プレゼンスを国際的に拡張し、軍事力

を背景とした覇権争奪を主体的にも展開する段階に入りました。助長される大国主

義・排外主義に抗して、これと対決していきます。

 

すでにシリア、イラク、アフガンが、焦点として浮上・再浮上してきています。安倍

政権は、中国などとしのぎを削りながら、アメリカが手に余る「反テロ」を口実とし

た帝国主義的侵略戦争へ参戦することになります。泥沼に足を取られ、存立危機の淵

に沈んでいかずにはおきません。帝国主義的侵略戦争と闘う全世界の民衆と国境を越

えて連帯し、自国政府を打倒する用意が問われることになります。

 

第三は、この社会では生きていけない絶対的貧困層、非正規労働者、差別されている

人々の闘いと結合し、脱原発、自然との共生、協同・連帯の社会を模索する諸運動と

連帯して闘います。

 

 資本主義が社会を成り立たせることのできた時代は、終わりました。今日の資本

は、そのますます多くの部分が新産業を見出せずに投機マネー化し、その対極に人々

の就労の困難を拡大・深刻化させています。他方産業資本も、飽和した市場の奪い合

いの中で、労働者に対しては解雇や過労死と隣り合わせの労働を強い、原発の再稼

働・兵器産業の大拡張・手抜き工事に手を染めるなど社会を崩壊させる側面を前面化

してきています。

 

 人々は、資本主義のこうした行詰りの中で、新しい社会の創造へと向かい始めてい

ます。しかし国家と資本は逆に、軍事的覇権拡張・侵略戦争による延命への衝動、核

武装への野望を強めている訳です。後者の道をクーデター的に開きつつあるのが安倍

政権です。これに対する抵抗がこのかん大高揚し、「安倍たおせ!」の反政府運動へ

と前進した訳ですが、これを反国家・反資本の運動へ、資本主義を超える展望を持っ

た運動へと推し進めることが求められています。戦後体制を守る運動に闘いを限定し

てはならないと思います。

 

 第四は、労働者民衆の独自の勢力、新しい潮流を登場させることです。

 

来年の参院選挙で衆参の「ねじれ」状況をつくることができれば、有利です。しかし

労働者民衆が支配階級の反安倍的部分・議会内野党の尻押しに止まっていては、展望

を開くことはできません。安倍クーデター政権打倒の大衆闘争の爆発の中から、労働

者民衆自身の勢力、新しい潮流を登場させましょう。

 

仲間の皆さん!来年は、アメリカによる秩序が一段とほころび、安倍政権にとって息

継ぎをする間もない年になりそうです。安倍政権打倒へ共に闘い、時代を変えましょ

う!

 

 


6・21集会における反省点


 集会発言の中において「きちがいに刃物」という表現が使用されました。これは、「きちがい」という精神障がい者に対する差別用語を「刃物」と結びつけ、精神障がい者を危険視する典型的な差別表現に他なりません。

 この表現は、安倍政権が戦争法を手にしようとしていることに対する批判として、好ましくない表現とことわりつつ使用されたのですが、そのことをもってこれを正当化することはできません。

 このような発言は、障がい者が戦争反対の声をあげ、運動に結集することを妨げ、排除するものです。この点について障がい者の仲間から指摘がありました。私たちは、障がい者の仲間の指摘をしっかり受け止めていこうと思います。それは人と人・人と自然の豊かな関係を国境を超えて創造していこうとする私たち(の運動)に欲求と意志から発する自戒でもあります。

 なお、この発言をおこなった当人は、発言直後に実行委メンバーとともに指摘をの指摘を受け入れました。また、実行委員会は、後日の総括会議において以上のことを全体で討議し、同意していきました。

2017年7月13日 反戦実行委員会


6.21 安倍をたおせ!全国総決起集会

           2015.6.21 東京・千駄ヶ谷区民会館

式次第

開場13時30分


オープニング映像:沖縄辺野古海上行動の記録


(集会開始14時)


司会:草加耕助・水畑良(反原発ジグザグ会)

基調提起

 松平直彦(集団的自衛権法制化阻止・安倍たおせ!反戦実行委員会)

特別報告

 吉田正司さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)

 ホ・ヨングさん(民主労総元首席副委員長・AWC韓国委員会代表)

 渕上太郎さん(経産省前テントひろば・テント裁判被告)

地域から

 京都Xバンドレーダー基地建設反対運動 被弾圧者

 佐々木純一さん(日雇全協・釜ヶ崎日雇労働組合書記長)

 茂木康さん(9条改憲阻止共同行動・関西)


(休憩)


ミニコンサート ロバートDEピーコ

カンパ要請

各地・各団体からの決意表

 東風 徹さん:市民自治をめざす1000人の会(千葉)

 大庭和雄さん:9条の会さいたま代表世話人

 檜鼻達実さん:

    原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川を目指す県央共闘会議   

 芝崎真吾さん:連帯社

 大盛 力さん:有事立法 改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会

 各大学・学生からの報告と発言

行動提起(デモ説明、ノラ・ブリゲード紹介、国会前行動の呼びかけ)

シュプレヒコールとコール


(集会終了16時)

(デモ出発16時30分) 


6・21集会 スローガン(統一シュプレヒコール

戦争法案領域

・戦争法案粉砕! ・法案の成立を阻止するぞ! ・戦争する国を拒否しよう!

・自衛隊の海外派兵を許さないぞ! ・自衛隊の武力行使を許さないぞ!

・海外での武力行使は侵略だ! ・解釈で憲法を壊すな! ・安倍は憲法を守れ!

・安倍のデタラメ答弁弾劾! ・強行採決をさせないぞ! ・安倍をたおせ!

・みんなで国会に集まろう! ・国会を包囲しよう!

・戦争国家への道を止めよう! 


沖縄領域

・辺野古新基地建設阻止! ・辺野古に基地をつくらせないぞ!

・ボーリング調査弾劾! ・工事強行を許さないぞ!

・海保の暴力を許さないぞ! ・沖縄と連帯して闘うぞ! 

・沖縄の民意を尊重しろ! ・安倍は沖縄の声を聞け!

・普天間基地を無条件で撤去しろ! ・沖縄を再び戦場にはさせないぞ   


反原発領域

・川内原発を再稼動させるな! ・原発再稼動反対!

・すべての原発を廃炉にしろ!  ・福島切り捨てを許さないぞ!

・経産省前テントを守りぬこう! ・被曝労働をさせるな!

・被曝労働者の使い捨てを許さないぞ!


ショートコール

・安保!(粉砕!) 安倍を!(たおせ!)

・戦争反対! ・戦争する国絶対反対! ・9条壊すな!

・安倍はやめろ! 今すぐやめろ! ・安倍政権は憲法守れ!

・安倍政権は民主主義守れ! ・弾圧やめろ!

・辺野古の海を埋め立てるな!  ・沖縄の声をきけ!

・基地はいらない!

 辺野古にいらない!  高江にいらない!  どこにもいらない!

・原発反対! ・再稼働阻止! ・テントを守ろう! ・被爆を許すな!

・川内原発再稼働するな! ・東電解体!

・福島かえせ! ・子供を守ろう! ・大人の責任!

集会基調       2015・6・21

① 安倍たおせ!全国総決起集会に結集された皆さん!

  アメリカの指揮・統制下で、世界各地の民衆を敵に回す侵略国家への道を歩むの

か、それとも国境を超えた協同と連帯の豊かな関係を創造する時代を開くのか、 私

たちは、社会の在り方、私たちの生き方をめぐる安倍政権との一大決戦を前にしてい

ます。われわれは、この決戦に勝利するためにここに集いました。今日の 集会とデ

モを通して、勝利への決意を固めていきましょう。


② 安倍政権がやっていることは、侵略国家への国家体制の転換です。

 アメリカの圧力の下、アメリカの統制下で、またアメリカの衰退を補完する仕方

で、普通の侵略国家になるということは、侵略戦争の反省の上に立つ憲法9条と衝突

します。この壁を突き破るために安倍政権は、憲法96条の改憲手続きを無視して、

昨年7月1日に集団的自衛権(=集団的侵略権)容認の閣議決定を、本年5月14日

に戦争法案の閣議決定を強行し、憲法9条を実質的に全面否定する法律をもって、侵

略国家への転換を「合法化」する道に踏みだしたのでした。


 戦争法案は、武力攻撃事態法など10の既存法を書き換え一括法案とし、それに一つ

の新法案を加えて、一見複雑な継ぎはぎから成っているのですが、その意図するとこ

ろは簡明です。すなわち法案の意図は、米軍の指揮・統制下で展開される自衛隊のい

かなる作戦行動をも、地理的制約なしに、法的に「切れ目なく」正当 化できるよう

にしておくということです。


他方、安倍政権は、日本版NSC(国家安全保障会議)の創設、対「イスラム国(I

S)」有志連合への参加、ジブチ基地の強化、空母艦隊づくり、陸上自衛隊の総隊制

導入(方面隊による国内担当管区防衛という基本構造からの転換)と日本版海兵隊創

設、宇宙の軍事利用、戦略援助、海外諜報網の育成など、侵略型軍事体制への転換を

どんどん進めています。これと併せて、特定秘密保護法の実施や盗聴法案・密告奨励

法案の国会上程など治安弾圧体制の強化を、そして教科書検定やマスコミ統制による

愛国教育の推進を展開しだしています。


戦争法の成立は、これを一気に加速し、侵略戦争への道を大きく開くことになりま

す。何としてでも法案の成立を阻止し、この企みを挫折させねばなりません。


③ 私たちは、歴史の岐路に立っています。

 一方には、「戦後レジュームからの脱却」を唱える安倍の道があります。しかしそ

れは、かつての「富国強兵」路線への憧憬にすぎません。その土台となる産業発展の

時代は既に終焉し、産業成熟時代に到達してしまっています。ところが安倍政権は、

いまや幻想でしかない「成長戦略」とかの為に、軍事と資本支援の予算を肥大化さ

せ、財政を破綻させ、福祉を切り捨て、増税攻撃を強める、ということをやっている

のです。


結局、安倍政権は、産業から遊離し膨張する投機マネーの強欲に立脚する以外ありま

せん。投機マネーの肥大化は、失業・非正規層の膨張とメダルの表裏の関係にありま

す。だから安倍政権は使い捨て労働法制・極悪企業野放し政策を推進します。こうし

て、現代の格差問題、社会の崩壊を促進しているのです。


言うまでもなく「戦後レジュームからの脱却」という安倍の道は、全世界の民衆の敵

意に囲まれていく道です。既に東アジアに生じている警戒の高まりや、イスラム世界

の民衆の敵意の芽生えを見ても、それは明らかです。社会を崩壊させる道、国際的な

孤立と破滅の道、これが安倍の道なのです。


 これに対して、もう一つの道があります。


それは、人と人、人と自然の豊かな関係を、国境を超えて創造していく道です。実際

この日本においても、「3・11」を契機に脱原発など新しい社会の在り方を 目指

す動きは、大きな流れとなって浮上しました。そして生きられない社会、社会といえ

ない社会に対する非正規下層の怒りのマグマが、噴出口を求め動き出しています。


安倍政権を倒し、新しい時代を切り拓いていきましょう。


④ 沖縄は、日本の侵略国家化の重荷を集中的に背負わされようとしています。


 日本政府は、辺野古新基地を最新鋭の米海兵隊基地として建設しようとしており、

同時に琉球列島の再戦場化を想定した軍事体制の構築に突き進んでいます。過重な米

軍基地を強化するだけでなく、それを守る自衛隊も続々と配備しています。配備され

た自衛隊の任務の一半が沖縄に対する睨みにあるのは明らかです。

 沖縄の民意を無視する日本政府の抑圧者然とした態度も露骨になってきています。

それらは、沖縄人の歴史意識を呼び覚まし、日本政府に対抗する「オール沖縄」を

現出させ、「自己決定権」を追求する沖縄の意志を強固にさせています。


私たちは、この沖縄と連帯して、日本の侵略国家への転換を許さず、安倍政権を打倒

し、辺野古新基地建設の阻止を目指します。沖縄との連帯は、人と人、人と自然の豊

かな関係を、国境を超えて創造していく道程の試金石としていかねばなりません。


⑤ 戦争法案を廃案に追い込み、安倍政権を打倒する闘いは、決戦局面に入っていま

す。


  安倍政権は、この間の国会審議において「海外派兵はしない」「湾岸戦争やイラ

ク戦争のようなものへの参戦はない」「『イスラム国』に対する掃討戦はやらない」

「歯止めがある」「自衛隊員のリスクは高まらない」など、国民を懐柔するためのウ

ソ八百を並べて、まともな議論を回避してきました。審議時間を稼いで 強行採決に

持ち込めばよいという態度に終始してきたのです。


 しかし、国会に呼ばれて証言した憲法学者が、与党推薦の学者も含めて全員が、集

団的自衛権行使容認の安保法制を憲法違反だと厳しく指弾するにおよんで、安倍政権

の議論回避的態度の欺瞞性が一気に明らかとなりました。


そもそも最高法規(憲法9条・96条)をないがしろにし、「法治」する資格を放棄

してまで侵略国家への転換を強行している安倍政権に対しては、直接民主主義 の発

動によってこれを打倒する以外ありません。それは、「人民の権利」を行使する闘い

であります。そしてそれは、「歴史に対する責務」を果たし東アジア民衆との連帯の

時代を開く闘いであり、「未来(子孫)に対する責務」を果たす闘いでもあります。


安倍政権は、6月24日、会期末までの衆院通過を断念した模様です。人々の不信と

怒りの盛り上がりが、政権を追い詰め始めたということです。とはいえ、政権側の法

案成立に向けた意志が弱まった訳ではありません。アメリカも強力に支え続けていま

す。いま最も問われていることは、労働者民衆の安倍打倒の闘争力を、闘いの中で飛

躍的に大きなものにしていくことです。


会期延長を許すな!戦争法案の採決を阻止せよ!安倍政権を打倒しよう!  


(了)

6・21集会 行動提起

 6・21安倍をたおせ! 全国総決起集会に結集された皆さん、国会会期が大幅に

延長される情勢を踏まえて、「安倍たおせ! 反戦実」の22日以降の行動を提起し

ます。


 6月22日(月) 安倍政権はこの日に会期の延長を行なうと見られています。こ

れに対応し、会期延長弾劾、戦争法案廃案を要求する取り組みとして、反戦実がこれ

まで国会正門前で行なってきた座り込みを、総がかり行動が座り込みを行なっている

衆院第二議員会館前に移動します。時間は10時から19時30分の終日です。夕方

以降、反戦実の仲間が多く結集した段階で独自集会を行ないます。出来うる限りの結

集よろしくお願いします。


 6月24日(水) 総がかり行動の「とめよう戦争法案!集まろう国会へ!6・2

4国会包囲行動」(18時半~20時)に参加します。国会正門前に集まってくださ

い。戦争法案を許さない国会包囲を成功させましょう。


 安倍政権は、国会会期を大幅に延長した上で、7月上旬にも特別委員会採決あるい

は衆院本議会での強行採決を目論んでいます。強行採決が迫ったときは、私たちも再

びの全国結集をもって、強行採決阻止を闘いぬく国会前闘争に立ち上がりましょう。


 安倍政権の暴走を、労働者市民の怒りで打ち砕きましょう。